その合流地が須賀川市。夏の終わりにはここで全国花火大会が開かれ大勢の人が堤に集まり音と光の競演を楽しむ。福島県の中心部に位置して、昔からいわき・石川町方面や会津方面へのアクセス道路があり、町を中心に十文字が簡単に書ける。平成に入り福島空港が開港し更に福島県の玄関としての役割も担っている。駅周辺は区画整理され道路が拡幅された。駅の駐車場は30分無料、急いでホームに出て駅構内を散策する。近代的駅舎の左側には市役所のコミュニティプラザ、右側コンビニが入店していて驚いた。ここで住民票や印鑑証明の発行をしてもらい、買物もでき、旅行のプランも考え、待ち合わせもできるとなると、なんとも多目的な駅である。無料駐車を1時間にするともっと便利に利用されるのではなかろうか。駅本来の目的以外の活用が、駅前に人を呼ぶ再開発のモデルであると思う。
福島県には現在、10の市・52の町・28の村があり、全部でちょうど90の市町村となる。平成の合併がすすみ、いくつの市町村になるか色々な思惑と事情で分からないが、市同士で隣接しているのは、郡山市と須賀川市だけである。須賀川市の人口はおおよそ6万7千人。統計によると、10市の中で昼間人口の流出が一番多い(平成12年国勢調査)。すなわちベットタウン化の様相で住みやすい市の代名詞ではないだろうか。単純に比較はできないが、須賀川市役所・法務局など官庁の方々でも親切で気持ちの良い応対をしてくれる方が多いのも事実であり、総じて人柄が良い。城下町なのに閉鎖的な所が見受けられない。だから芭蕉は8日間もこの地に滞在したのかな。

2004.10.5撮影







