停車場(えき)

2009.06.15
大野駅

土・日曜の高速道路の通行料金が1,000円になったので、先方のお客様の都合もあり土曜日に磐越道を走る。距離で見れば288号線を船引町・常葉町を行った方が近いのであるが、料金を考えて高速道路を選んだ。目的地は大熊町である。いわきジャンクションからいわき中央方面へ。この先は初めて通る。広野町にはJヴィレッジの案内があった。常磐富岡ICで降り目的地に向かう。仕事を済ませ、大野駅に。
このコーナーの常磐線は初登場である。常磐線は1909年に名称を制定し、常陸(ひたち)と磐城(いわき)を結び頭文字で、常磐炭鉱の石炭を東京に運ぶ路線でもあった。東京都・千葉・茨城・福島を通り、終点は宮城県の岩沼駅まで350kmの総延長がある。
大野駅は1904年に開業している。駅員さんに尋ねたら「10数年ほど前、原発の頃に近代的駅に直した」と話してくれた。プラットホームを結ぶ高架橋にはエレベーターが設置され近代的で大きな駅であった。この町には東京電力福島第一原子力発電所が立地して、財源は豊かな町であることが想像できる。

大熊町は1954年に大野町と熊町村が合併して誕生した町で、駅の名称は昔の大野町のなごりである。駅から商店街に出ると、昔は栄えていた様子があるが、どこの町も同様で大型店が郊外に出店して旧商店街は衰退している。土曜日であったが、自分の足音が聞こえるようで、タクシー乗り場も寂しそうに見えた。しかし人口は11,167人(今年5月)と町としては多い方だ。隣駅は夜ノ森駅で夜桜やツツジで有名な駅で東北の駅百選に選定されている。特急「スーパーひたち」もその時期は駅を通過するのに減速し、その時期だけ入場券を発行するとの事である。中通りに住む私には常磐線は縁が無いが、東京から帰郷する際には日暮里から常磐線と磐越東線を乗り継いでみたいと思っている。

大野駅
2009.5.30撮影